‘その他’ カテゴリーのアーカイブ

司法試験「5年で3回」を「5年で5回」に緩和

2014年1月16日 Filed under:その他,司法制度

今日は「司法試験制度」に関する記事です。
    

政府は、司法試験の受験回数制限を現行の「5年で3回」から「5年で5回」に緩和することを柱とした司法試験法改正案を、1月召集の通常国会に提出する方針を固めた。司法試験の合格者数の増加につながりそうだ。

早ければ2015年実施の司法試験から適用される。

06年に始まった現行の司法試験制度では、初の制度見直しとなる。

法務省によると、司法試験受験資格を得た後、勉強時間を確保する目的で、年1回の司法試験をすぐには受験しない「受け控え」が目立っている。だが、13年実施の司法試験をみると、法科大学院修了直後の受験生の合格率が39%であるのに対し、09年修了の5年目の受験生は7%と、受験が遅れるほど合格率は低下する傾向にある。このため、回数制限について、「受験生を必要以上に慎重にさせている」と疑問視する声が出ていた(2014年1月8日14時59分 読売新聞)。

現行の司法試験制度は,平成18年度から始まり,毎年3000人程度の合格者を出すことを目標としていました。しかし,近年の合格者数を見てみると,年間2000人程度に止まっており,当初の目標には大きく満たないのが現状です。このような状況からすると,なんらかの試験制度改革は必要なのかもしれません。
もっとも,制度改革に固執するあまり,受験生を置き去りにするような議論の進め方は納得できるものではありません。今回の改正案は,受験回数を5年で5回に緩和することについては決められていますが,その他の試験科目や合格者数等,重要部分については未だに不透明な部分も多く存在します。そして,本制度決定が遅れれば遅れるほど,多くの受験生が振り回されることになります。
弁護士の質を確保しつつ,多くの合格者を生み出すような制度設計が,早急に組まれることを望みます。

今年苦杯を舐めた全ての秀才達へ

2013年10月3日 Filed under:その他,司法制度

なかなか人生は上手くいかぬものである。
きっと打ちひしがれていることでしょう。或る者はロースクールなんかに進学しなければ良かったと後悔し、或る者は、一足先に社会人生活をスタートさせた友人に引け目を感じ、また或る者は、同級生が結婚し、人生の幸福を噛み締めているその姿を恨めしく思う。
ああ、なぜ神は自分ばかりに罰を与えるのか、と神を呪っていることでしょう。

きっと、諸君は、くたびれて、くたびれて、もう気力も勇気も枯れ果てているかもしれない。
来年試験を受けても受かる確証がない、自信がない、怖くて震えが止まらない。

しかし、逆境にあってこそ、くたびれてはならない。その姿は最もみっともない姿だからである。
人は幸せの絶頂にあるとき、絶対に、このようにして「くたびれることはない」。くたびれる、という感覚さえすっかり忘れている。人は幸せの絶頂にあって「くたびれない」ようにすることはいとも簡単である。それこそが幸せであり、成功であり、「満足」の正体なのだ。

だからこそ、逆境にあってこそ、くたびれてはならない。
逆境の中では今だに恐怖の感覚と同居し、安らぎや安定の対局に精神は宿っている。しかし、これは生きている証しに他ならない。全身の細胞が戦闘状態にあり、有事にある。「満足」はある意味「停止」であり、「死」である。

優秀で、勇気に満ち溢れた諸君は、その逆境にあって、今生きている。
進め。不幸せなときにこそ、くたびれずに進め。

指揮権発動とは

2010年1月20日 Filed under:その他

指揮権とは,個々の具体的事件の取り調べや処分に関して,法務大臣が検事総長に対して命令をして従わせる権限をいいます。検察庁法に規定があります。

どうしてこの指揮権というものがあるのかというと,国会の機関には,民主的基盤を有するものと,有しないものがあります。国会議員,あるいはその国会議員で構成される内閣は民主的基盤を有しますが,検察官は別に選挙民に選ばれたわけではありません。民主的基盤のある国会議員などとは違うのです。そこで,この民主的基盤を有しない検察官が,独善的な行動に出ないように,チェックし,牽制するとう制度が指揮権発動です。
法務大臣は,個々の検察官や特捜部長に対してではなく,検事総長に対してのみ指揮できます。総理大臣は検事総長に対して指揮権発動はできませんが,大臣に対する指揮命令権があるので,法務大臣を指揮して,指揮権発動をしろ,とか,するな,ということは指揮できます。 続きを読む

新年のご挨拶

2010年1月3日 Filed under:その他

新年明けましておめでとうございます。

昨年,裁判員裁判がスタートし,その第一号事件で「戦車と竹やり」と評されたように,裁判員裁判では組織力に物を言わせる検察と”家内工業”の弁護士の力の差は歴然としておりますが,「戦車対戦車」を目指して昨年9月に開設したのが中村国際刑事法律事務所です。

安冨潔慶応義塾大学法科大学院教授を顧問に,そして,外国人が依頼人となる国際的な刑事事件にも対応できるように昨年暮れに小島千早ニューヨーク州弁護士を所員に加え,さらに本年は捜査弁護における調査能力向上のため元警視庁警察官を採用する予定となっており,刑事弁護の組織的な質の向上を図ってまいります。今後ともご指導ご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

代表弁護士 中村 勉

アメリカ刑事訴訟法ゼミ

2009年9月25日 Filed under:その他

アメリカ刑訴法講座を開催します!
~刑事訴訟法に関心のあるゼミ生を募集します~

裁判員制度がスタートし,それに合わせて刑事専門の国際的な法律事務所を新設しました。そして,このたび,アメリカ刑事訴訟法と日本の刑事訴訟法とを比較した書籍を執筆・出版することになり,その準備を兼ねて若い学生・弁護士に勉強の機会を提供することにしました。
コロンビア大学留学中に学んだアメリカ刑事訴訟法を集大成し,検事時代に英国で学んだ英国刑事司法への言及も行い,我が国の刑事訴訟法の特色と比較しながらコモンローの国の刑事司法制度を鳥瞰したいと思います。
刑事訴訟法にご関心のある方,将来刑事弁護士や検事を目指そうと考えている方,留学を考えている方などを対象とします。

募集要領

募集対象者:ロースクール学生,卒業生,大学法学部学生,若手弁護士
(刑事訴訟法を勉強したことのある方が望ましいです。)
全回出席できる方が前提です。
開催日時:平成21年10月29日~12月17日の毎週木曜日,午後6時~8時(全8回)
開催場所:中村国際刑事法律事務所
募集定員:若干名
参加費: 無料
応募方法:顔写真付き履歴書に応募動機に関するメモ(A4,1枚)を添えて中村国際刑事法律事務所までお送り下さい。書類選考及び電話面接でゼミ生を決定します。
応募先:〒103-0023
東京都中央区日本橋本町3-3-6 ワカ末ビル7階
中村国際刑事法律事務所
締切:平成21年10月22日(消印)

相談無料

0120-971-195

土・日・祝日や時間外で緊急の場合は 中村勉弁護士本人へお電話ください

mobile.090-6305-8877

お問い合わせ