2010年2月 のアーカイブ

保釈条件に注目!

2010年2月6日 Filed under:事件

石川議員,大久保秘書,池田秘書の3名が保釈を許可されました。
東京地検は罪証隠滅を理由に反対したものの,保釈決定がなされ,地検は特に準抗告をしなかった模様です。

この東京地裁(14部)の保釈決定の中で付された保釈条件がおもしろいです。

報道によると,保釈の条件として、大久保秘書と池田元秘書は小沢氏との接触を、石川議員と大久保秘書は小沢氏側への「裏献金」を供述している水谷建設の元幹部らとの接触が禁じられた,とのことです。

これは何を意味するか?
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特捜部に「武器」を

2010年2月5日 Filed under:事件

2月4日,東京地検特捜部は石川氏ら3名を政治資金規正法違反で起訴すると同時に,小沢氏を嫌疑不十分で不起訴処分としました。共謀を問うだけの証拠がない,ということらしいです。

陸山会の土地取引をめぐる不記載問題について,共謀を基礎づける上で重要なポイントが時系列的にみて2つあります。
ひとつは,土地購入時,もうひとつは収支報告書提出時。

土地購入時の小沢氏の関与については,検察はいいところまで追い込んでいたと思います。
・土地の選定
・土地利用目的
・銀行融資手続
などです。銀行融資関係書類には小沢氏のサインまであるとのことです。

問題は,この小沢氏の関与を示す証拠が散りばめられている土地購入の時点で,翌年3月末までに提出する収支報告書の記載内容についてまで「共謀」するか,です。
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小沢幹事長,不起訴方針?

2010年2月3日 Filed under:事件

毎日新聞などが報道していますが,小沢幹事長が不起訴方針のようです。
予想が外れましたね。。。

てっきり明日在宅起訴と思っていました。
というのは,特捜部の動きは起訴に向けての動きだったからです。

はじめから不起訴なら二度の事情聴取なんてしません。

1月31日,二回目の事情聴取をした時点では明らかに「積極」の方向だったと思うのです。

今週の検察首脳会議で上層部が証拠不十分,不起訴との方針に傾いたのでしょう。
それもこれも証拠に照らしての判断ですから,止むを得ません。
石川議員らが小沢幹事長の関与を否認している以上,共犯に問うことはもともと難しいのです。

しかし,こうした見通しが最初から立たなかったのでしょうか?
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小沢幹事長,再聴取

2010年2月1日 Filed under:事件

小沢幹事長が東京地検特捜部の再聴取を受けました。
1月31日(日曜日)に都内ホテルで約3時間にわたって聴取を受けたとのことです。

これは何を意味するか。

「固めの聴取」と「追求型の聴取」があります。

前回の1月23日実施の事情聴取では,約4時間半にわたって実施され,調書2通が作成されました。
このときの取調べは,初めての取調べでしたので,小沢氏の主張を聴きっぱなしの状態でそのまま調書に録取し,サインを得たと思います。
つまり,検事が嘘との心証を得ても追及せずに,うなずきながらそのまま調書にしたと思うのです。
これを「固めの聴取」と呼ぶとしましょうか。

これは取調べ技術としてよくやる手法で,たとえばですが,嘘をついて否認している被疑者を最初に取り調べる際に,その嘘を証拠として「固めてしまう」のです。
後でその供述が嘘と判明した場合に,「実は前に話したことは記憶違いで,よく思い出すとこれこれこうでした。」という弁解を封じるために(信用性を減じさせるために),最初の嘘の供述を調書にして署名ももらって証拠として固めてしまうのです。
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