ご相談事例

0120-971-195

平成22年3月26日,宇都宮地裁で,菅家さんに無罪が言い渡されました。いわゆる「足利事件」です。冤罪というと,まだ刑事司法制度が不十分であった頃の話と思いがちですが,決してそうではないということを足利事件は教えてくれました。冤罪はなぜ起こるのでしょうか。冤罪を生む司法の構図を改めて考えてみる必要があると思います。

冤罪の大きな原因として挙げられるのが,「自白」偏重,「自白」に対する過信です。やはり,裁判官は,自白があると安心します。この事案は自白があるので,犯人は被告人で間違いない,それほど難しい事案ではないといった過信が生じるのです。それは裁判官に限らず,捜査機関にあっても同じことで,まずは何としても自白を取ろうと努めます。被疑者が「自分がやりました。」と自白してくれれば,安心して捜査を進め,起訴をしようという気になるのです。というのも,まさか犯人ではない人が自白をすれば刑務所に行くと知って好き好んで自白をするはずがないという「確信」が司法関係者にはあるからです。

ところが,現実の人間は必ずしもそうではありません。人間は,様々な理由で「虚偽の自白」をするのです。例えば,次のような場合です。

(1)これ以上の身柄拘束に耐えられない。身柄拘束が続くなら自白した方が楽だという気持ちになったとき
(2)身内や共犯者を庇っているとき。大切な身内を撒きこむことはできない,全部,自分が「かぶろう」と思ったとき
(3)捜査官に脅されたり,騙されたりしたとき。捜査官に「認めないと死刑になる」,「身内にも迷惑がかかるぞ」などと脅されたり,「認めればすぐに自由になれる。」などと騙されたとき

上記はほんの一例ですが,「虚偽の自白」というのは多く存在するのです。捜査官全員が自分を疑っている中で,無実を訴え続けるというのは非常に難しいのです。濡れ衣を着せられ、あるいは、警察の誤った証拠評価によって逮捕されてしまった無実の人、そして、そのご家族の方々の絶望感は、想像を絶するものがあります。誰も自分のことを信じてくれない。誰も自分の大切な人を守ってくれない、もう世の中には誰も味方がいなくなった、そう感じることがあるかもしれません。このような「自白」の虚偽性というのを明らかにし,被疑者・被告人の利益を守るのが弁護士の仕事です。

NICDは,過去に冤罪事件で無罪を獲得し,あるいは,不起訴を勝ち取った経験のある代表弁護士が最後まであなたの味方になります。検察官時代に培った捜査能力を生かして、強力な弁護調査能力を発揮して新事実を発見し、捜査機関の誤った証拠評価を正し、裁判官に対して説得力ある弁論を展開するでしょう。あなたの大切な人を身に覚えのない冤罪から救い出すために全力を尽くします。

0120-971-195

ご相談事例トップへ戻る