サマーアソシエイト 参加者感想文 H.Tさん(2011年)(慶応ロー卒)|刑事事件に強い元検事弁護士が強力対応

サマーアソシエイト 参加者感想文 H.Tさん(2011年)(慶応ロー卒)

インタビュー/感想文

サマーアソシエイト 参加者感想文 H.Tさん(2011年)(慶応ロー卒)

 平成23年8月15日から9月2日までの3週間,サマークラークとしてNICDでお世話になりました。都内のロースクールを修了し,将来は検察官を希望していたため,相手方当事者たる刑事弁護専門の事務所での経験を積みたいと思い,NICDでのサマークラークを志望しました。3週間という比較的長い期間,実際にロースクールで学んだ刑法・刑事訴訟法の知識がいかに実務で必要とされているかという法律的な側面や,事務所の運営といった経営的な側面など,色々な点に触れることができ,大変勉強になりました。
 日々の業務としては,案件に関連した判例・裁判例を検索しまとめるといった作業から,証拠開示請求書や意見書等書面の起案が中心でした。「学ぶ」とは「まねる」という言葉が語源だといいます。やはり,「学ぶ」ために最も重要なことは,素晴らしい師匠が書いた文章を直接見て,その要素を盗み,まねして書くことではないかと思います。特捜検事として活躍された中村先生の文章は極めて客観的,ロジカルで,無駄がなく,洗練された説得的な文章だと感じ,私と圧倒的なレベルの違いを感じました。その文章を読み,必死で盗もうと努力していく中に,学びの本質を垣間見た気がしました。
 また,リチャードギア主演の映画「真実の行方」でも描かれているように,依頼者と刑事弁護人との関係は極めて難しいものだと思います。被疑者・被告人は,必死で無罪を主張するに当たり,弁護人をだましたり,自分に有利な主張しかしなかったり,といった様々な問題が生じ得えます。日々,クライアントの方々と先生の面接にいくつか同席させていただき,先生の質問,発言,態度に直接触れる中で,信頼関係の構築には弁護人自身の人間性が真に問われるものだと思いました。先生のキャリアで培った素晴らしい人間力といいますか,刑事弁護人としてのあるべき姿を「学ぶ」ことができたように思います。
 サマークラークの中で,覚せい剤密輸事件の無罪判決に立ち会いました。無罪判決などなかなか立ち会うことができないものなので,大変感動し,被告人が喜んでいる様子に鳥肌が立ちました。国家権力から自由を奪われた無辜の被告人が,晴れて無実の身になったことで,弁護士としての仕事の責任感の大きさ,充実度を直接的に感じることができました。ヨーロッパ・中東の国々にまで証拠収集に向かい,依頼者のために徹底して攻撃防御を尽くすという積極的な弁護方針に大変驚くと同時に,その成果が現実の無罪判決となって現れたことに本当にすごいと心底感動しました。一般的な刑事弁護士には,捜査機関以上に積極的に証拠を収集するという仕事はなかなかできないと思います。捜査検事出身という先生のキャリアがなせる業のように思い,依頼者のために徹底して戦う姿勢に,大変共感しました。
 他にも,大手企業の法務部でのコンプライアンスに関するセミナーに出席させていただき,「企業リスク法務」を経験しました。社内調査等において,検察官としての経験を発展させた中村方式という手法に関心を抱きました。企業にとって一つの不祥事が一社の存続の危機すら生じます。企業危機管理・コンプライアンスのニーズが大変大きいものだと実感しました。
 このように,3週間という期間でしたが,大変充実した,素晴らしい経験をさせていただきました。
 今後,司法試験・修習という通過点が待ち受けていますが,立派な法律家になりたいという目標を,常に頭上に持ち続けようと思いました。遠回りをしても,決してその頭上にある北極星を見失わずに,それに向かって頑張っていこうと決めました。
 3週間,本当にお世話になりました。ありがとうございました。


「採用情報」に関するインタビュー/感想文

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