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ユダヤ人の麻薬密輸事件で獲得した無罪判決が確定!

2011年9月14日

先日,千葉地裁で無罪を獲得した麻薬密輸事件で,検察が控訴を断念したことが明らかになりました。

この無罪判決は,画期的判決というよりは極めて「例外的な判決」です。特殊社会の環境等から経験則が通用せず認識が否定されたものであって,他の事例に当てはまるものではなく,刑罰の一般予防の見地からも特に悪影響はない,との判断が控訴断念の裏にあると思われます。
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[千葉日報]より
イスラエル男性 無罪確定
検察側が控訴断念 成田の麻薬密輸
2011年09月14日10時46分

【合成麻薬MDMAを成田空港から密輸しようとしたとして、麻薬取締法違反などの罪に問われ、千葉地裁が8月に無罪判決を言い渡したイスラエル人の男性(26)について、千葉地検は、期限の12日までに控訴せず、男性の無罪が確定した。地検は「高検とも協議し、証拠関係を検討した結果、原判決を覆す見通しが乏しく控訴しない結論に至った」としている。
 男性は2008年、スーツケースの二重底部分にMDMAを隠して密輸しようとしたとして起訴され、公判では「違法薬物の認識はなかった」と主張。
 地裁は、男性がユダヤ教超正統派に属し、世俗からの影響を遮断している点を重視し、「違法薬物があると認識していたとするには、疑いが残る」として無罪を言い渡した。】

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