【加害者・ご家族向け】逮捕後「接見・面会」できるのは(原則)弁護士だけ
できる限り早い段階で器物破損事件に刑事弁護士が介入することで、身体拘束をはじめとした日常生活への影響を最小限に抑えることができます。起訴されると99%有罪です。器物破損事件はスピードが重要です。このため24時間土日夜間受付のご相談窓口(初回無料)を設置しています。無料法律相談をご活用いただくことで、各段階(下図)における最善の判断・行動を助言できます。また、当事務所は不起訴1,500件超、無罪15件の実績を有しています。当事務所の「強み」をこちらからぜひお読みください。

器物破損事件における刑事弁護士の重要性とは
逮捕前・逮捕・送検・勾留・起訴、いずれの段階でも、刑事弁護士の介入により結果を改善することができます。しかし、早い段階でご相談いただく方が選択肢を増やすことができます。被害者のいる事件では示談交渉を行い、被害者のいない事件では意見書の提出や環境整備を通じて、早期釈放・不起訴・執行猶予を目指します。警察や検察の違法な取り調べに対する監視も、刑事弁護士の重要な役割です。
前科がついたらどうなるの?
前科が付くと、解雇や懲戒の可能性、就職活動での申告義務、就けなくなる職業の存在、社会的信用の損失、離婚事由となる可能性、実名報道によりニュースがインターネット上に残る、警察や検察に記録が残る、海外旅行時の入国審査への影響、再犯後の刑事裁判で刑が重くなる、などの恐れがあります。迅速な弁護活動により不起訴処分を勝ち取ることで、前科を回避することができます。
ご依頼者様の生の声をぜひお読みください
経歴20年超の中村国際刑事法律事務所。これまで直筆のお手紙、メール含め400件超の感謝の声をいただいてきました。不起訴・執行猶予・示談成立・保釈成功・無罪などを獲得したご依頼者様からの「生の声」をぜひ読んでください。
大変親身になって話を聞いてくださり安心できました。
私は弁護士の先生との関わりは、今回が初めての経験でしたので、正直、弁護士の先生の活動内容をどのように評価すれば良いのかわからないのですが、今回担当していただいた遠藤先生は、とてもご対応が丁寧で、大変親身になって話を聞いてくださり安心できました。

私に直接電話していただけたら今回得た経験から貴事務所を安心して依頼した方がいいと強く伝えさせていただきます。
中村先生、大変お世話になりました。無事不起訴となり感謝の念に絶えません。未明にインターネットを調べ幾つかの法律事務所に電話し、午前2時ころ中村先生と話を聞いていただきました。商取引で民事事件は原告側として何回か裁判の経験がありましたが、刑事事件は未知の世界であり、先生から的確な対応策を教えていただき信頼できる先生にお願いしようと思いました。早朝9時の約束を、8時には事務所を訪れました。親切な説明を受け即行動に移していただき、夕方には釈放していただきました。この間にメールや電話に出る勇気はなく心臓が止まる思いでした。釈放後の見通しも的確でしたが最終的に不起訴の連絡をいただくまでは不安で一杯でしたが、貴事務所に依頼して本当に良かったと思っております。刑事事件でどこの法律事務所に迷っておられる方がおりましたら、私に直接電話していただけたら今回得た経験から貴事務所を安心して依頼した方がいいと強く伝えさせていただきます。本当にありがとうございました。

名古屋からかけつけて迅速に対応していただきました。ご指導などをしていただき感謝いたしております。
中村様には名古屋からかけつけて迅速に対応していただきました。また、釈放のための活動、身柄引受書の文案のご指導などをしていただき感謝いたしております。相手との示談交渉、謝罪文の書き方の例示、経過報告等、丁寧にわかりやすい説明でご連絡いただきました。

唯一、坂本先生だけが自分の話を親身になって聞いてくださり味方になってくれました。
誰にも相談できず、困り果ててていたところ、唯一、坂本先生だけが自分の話を親身になって聞いてくださり、味方になってくれました。丁寧な説明と今後の見通しを聞いて、とても安心できました。また何かあったら坂本先生に相談したいです。ありがとうございました。

検察官との対話も行える弁護士先生の尽力の賜物と思って感謝しています。
逮捕後勾留され大変不安な時に、何度も接見して頂け大変心強く感じました。特に、取調べの都度助言頂けた事で心の平静を保つことができました。また、被疑者ノートを差し入れして頂き様々な記録が残せたのはありがたかったです。示談について適切な時を見越し動くべき時には素早く交渉して頂き、被害者7名中6名の示談を成立させた手腕に驚いています。残念ながら1名の方からの示談は不成立となりましたが、それでも正式起訴ではなく略式命令に留めることができたのは、検察官との対話も行える弁護士先生の尽力の賜物と思って感謝しています。今後は紹介して頂いた医療センターへの通院により、犯罪志向の矯正をしていきたいと考えています。決議が付くまで約半年と長くかかりましたが、期間中ずっとご支援頂きありがとうございました。

息子に代わり幾度と頭を下げていただいた事かと思います。坂本先生には感謝しかありません。
坂本先生は最初の電話相談の時から親身な対応で、その日の夜には息子に接見してくださり翌日には手続きと迅速に動いてくださり、その結果2日後には早期釈放、在宅となり職場に支障が出る事なく復帰することが出来、本当に感謝致しました。被害者様との示談交渉は難航しましたが、何度も足を運んでくださり、息子に代わり幾度と頭を下げていただいた事かと思います。そのお陰で示談成立となり、1ケ月後には不起訴処分という結果を得る事が出来ました。坂本先生の実直なお姿に私自身考えを改める事が出来、色々と学ばせて頂きました。又、中村代表先生にも親子で面会していただき、親身に助言、叱咤激励のお言葉をいただき息子もまだ至らないところはありますが、深く反省しております。今後はこの様がない様、親としての監督を怠らず息子の更生、成長を見守っていく所存です。坂本先生には感謝しかありません。先生に依頼できて本当に良かったです。ありがとうございました。

誠心誠意自分に尽くしてくれているなということを感じ先生に相談して良かった。
無料弁護士相談で自首したいという旨を伝えたところ、次の日には警察署に自首しにいくことができ、迅速な対応で本当に助かりました。土日に警察署に自首しにいったことから、警察の人手が足りず、結果的に操作を一切行わない方針に向けてくれたことから、誠心誠意自分に尽くしてくれているなということを感じ、先生に相談して良かったと今は心から思っております。改心し、絶対に今後はやらないように心に決め生活を送っているので、今後お世話になることはもう無いと思いますが、今までありがとうございました。

すぐに接見に行って下さり経過を教えて頂きその後も相談にのって下さり本当に感謝しています。
信頼していた主人が逮捕され、何かの間違いだと思っていたのですが、勾留され何が何だかわからない中でHomepageを見て電話したのですが…夜にもかかわらず、すぐに接見に行って下さり経過を教えて頂きその後も相談にのって下さり本当に感謝しています。処分保留状態が長く決着まで半年と長かったですが、おかげ様で報道もされずに、先生の示談交渉のおかげで略式命令になったので、今まで通りの平穏な生活が維持出来ることになり良かったです。(主人の事は許せませんが…)本当に有難うございました。

器物破損事件のこのようなお悩みを中村国際刑事の刑事弁護士が解決
まずは「器物破損事件の無料弁護士相談」をご活用ください
以下のご相談にあてはまる方へ、ぜひ無料相談をご検討ください
中村国際刑事はなぜ器物破損事件に強いのか?

器物破損事件に強い弁護士が電光石火のスピード対応
合言葉"スピードは正義"
民事事件と異なり刑事事件は迅速な対応が求められます。逮捕されると即座に警察による取り調べが始まり、弁護士は取り調べに同席できません。逮捕された人は孤立無援の状態に置かれ、時には、弁護士が関与する前に自白を得ようとする警察官もいます。このため、できるだけ早く弁護士による接見や対応が不可欠です。当事務所では、経験豊富な弁護士が迅速に接見し、最良の解決策を提供します。刑事事件でお困りの方は、ぜひお早めにご相談ください。
元検事率いる実力派弁護士集団
刑事弁護士を選ぶポイントは"何よりも経験"です
刑事事件に巻き込まれた際、刑事弁護士を選ぶ最も重要なポイントは経験です。ご相談者様が直面している犯罪容疑に関する多くの事例を取り扱った経験があるかどうかが鍵となります。豊富な経験があって初めて事件の見通しを立て、的確な弁護戦略を立案することができます。当事務所の刑事弁護チームは、元検事弁護士のリーダーシップの下、強力な弁護活動を提供します。豊富なキャリアと実績に基づき、今後の見通しを助言するとともに、将来にわたって更生の道しるべとなるような弁護活動を実践しています。
【器物破損事件】相談を迷っている方や、他の法律事務所に相談中の方へ
当事務所には、他の法律事務所に相談中や契約中の方からも多くの刑事事件に関する相談が寄せられています。その理由として、相談中の事務所が刑事事件の経験に乏しかったり、弁護士の対応が遅かったりすることが挙げられます。実際に、契約を当事務所に変更された方も多数いらっしゃいます。当事務所では初回相談を無料で行っておりますので、セカンドオピニオンとしてもお気軽にご相談ください。

迅速かつ粘り強い示談交渉力
電話相談を受けてから"翌日に示談成立"したケースも
当事務所の刑事弁護士は、豊富な経験と粘り強い示談交渉により、被害届や告訴の取り下げを実現し、多くの刑事事件で不起訴処分・前科回避を獲得してきました。被害者心情を熟知した示談交渉のプロとして弁護活動を行います。刑事事件において、示談が成立するかどうかは結果を大きく左右します。示談が成立すれば、不起訴処分や軽減された処分が期待でき、前科回避の可能性が高まります。
また、当事務所の柏本・坂本弁護士は、東京弁護士会の会員弁護士を対象にした示談交渉研修の講師を務めています。2022、2023年は柏本弁護士、2024年は坂本弁護士が講師を担当し、被害者との接触段階から示談締結に至るまで、各ステップで必要な心構えや示談成功率を上げるための技術を丁寧に指導しました。刑事弁護士としての実践的なスキルを高め、より良い結果を導くための示談交渉力を日々練磨しています。

メディア出演多数
"元検事弁護士"が指揮・政治家・芸能人の弁護実績多数
刑事弁護士として、テレビ(日本テレビ、テレビ朝日、TBS、フジテレビなど)やインターネット番組(ABEMA TVなど)に出演し、ブルームバーグなどの海外主要メディアへの寄稿や記事協力も行っています。また、週刊文春の「頼れる! 何でも法律相談」の刑事事件編に当事務所が掲載されました。弁護士としてのメディア出演だけでなく、政治家や芸能人など著名人の弁護活動におけるマスコミ対応の経験も多数あります。このような特殊な条件下での刑事弁護に加え、国際刑事事件も多数取り扱っています。
不起訴獲得1,500件超 無罪獲得15件の実績
刑事弁護士を多数輩出・刑事事件に強い法律事務所です
警察や検事に対峙する刑事弁護士の目的は、不必要な身柄の拘束を避け、無実の者が処罰されないように防御し、罪を認めている場合には温情ある判決を得ることです。当事務所では、この目的を達成するために捜査機関と対峙し、刑事事件において多くの解決実績を積み重ねてきました。有罪率99%という現実の中で、常に結果と成果を出す刑事弁護を目指しています。
中村国際刑事の解決実績
刑事事件に特化した法律事務所として2009年に設立。不起訴獲得1,500件超の実績。有罪率99%超の日本の刑事裁判において15件の無罪獲得。裁判員裁判取扱件数も23件あり、累計相談数は3万件超。
修理代金を詐取した詐欺罪等の事件で執行猶予を獲得
住宅の屋根の点検を装い、実際は屋根を故意に壊し、自然災害で壊れたかのように家主に申し向けて修理させ修理代金を詐取したという、詐欺、建造物損壊、特定商取引に関する法律違反の事案です。依頼者は会社の指示で、業務としてこのようなことをやらされており、逮捕前に警察からの家宅捜索が入った時点で当事務所に相談がありました。初回相談から約半年後に依頼者が逮捕されたと、依頼者の親から連絡があり、受任となりました。会社からの指示で、業務として同種の犯罪行為に数えきれないほど加担させられていたことから、少しでも余罪の立件を防ぎ、被害額を最小限にするため、取調べでは完全黙秘を徹底しました。何度か再逮捕が繰り返されたものの、黙秘が功を奏して不起訴となった件もあり、疑われていた余罪の立件も最小限となりました。被害者の示談交渉に際しては、共犯者弁護人と協力して賠償金を捻出し、全件で示談を成立させました。裁判では、検察官が余罪について立証してくることが予想されました。その際の対応を依頼者との打合せで準備していたため、結果として余罪が法廷に顕出されずに終わりました。弁護側立証では、示談の成立に加えて、依頼者が従属的な立場であったこと、保釈中にきちんとした仕事を見つけて収入を得、親に立て替えてもらっている示談金の返済を始めていることなどを効果的に立証し、執行猶予付き判決を獲得することができました。

放火罪も問われ得る建造物侵入事件で不立件を獲得
飲み会の帰りに泥酔した依頼者が、会社の倉庫に入り込んで出られなくなり、暖を取ろうとしてライターで火をつけ、倉庫内の物品を焼損して近隣住民の通報により発覚したという事案です。まず、ライターで火をつけた行為につき、器物損壊罪、建造物等以外放火罪、非現住建造物等放火罪のいずれに当たるかが問題となり、当初は建造物侵入被疑事件として捜査が行われました。放火を問われると略式罰金がなく公判請求の可能性があるため、弁護人は倉庫を所有する会社と早期に示談交渉を行い、不起訴処分を目指しました。警察を通じて被害会社に示談を申し入れ、被害会社ご担当者の希望もあり、被疑者本人による直接の謝罪を行い、示談が成立。結果として不立件に至りました。

同一被害者宅に対する住居侵入・盗撮事件で不起訴処分を獲得
難しい示談にも粘り強い交渉と工夫を凝らした示談条項で示談成立し不起訴獲得しました。複数回に渡って、同一の被害者宅に侵入した上、盗撮行為を繰り返していた住居侵入と性的姿態等撮影未遂の事案です。複数回にわたる行為であるため、被害感情が強く、示談交渉の難航が予想されました。依頼者には前科前歴がなく、被害者との示談成立により不起訴処分を目指しました。本件は、被害者の処罰感情には厳しいものがありましたが、粘り強く示談交渉を進め、被害者の要望する条項を示談書に取り込むなどの工夫を凝らした結果、示談成立となり、不起訴処分という所期の目的を達することができました。

余罪複数の建造物侵入・盗撮事件で保釈許可と執行猶予判決を獲得
依頼者と綿密に方針を相談し一部否認から自白に転じて、執行猶予を獲得しました。本件は、浴場やトイレの侵入、盗撮を繰り返してきた依頼者が女装の上、盗撮目的で女子トイレに侵入したことによる建造物侵入で現行犯逮捕された事案です。依頼者は当初、侵入動機について、女装をしていたため女子トイレに立ち入ったとし、これまで盗撮したことはないとして容疑を一部否認していました。また、常習性や余罪について否認黙秘していました。しかし、依頼者のスマホには盗撮したと思われるデータが多く保存されていたこと、インターネット検索履歴に部活動の大会、修学旅行等を調べていたことが残されていました。これらの客観証拠と矛盾する依頼者の供述内容等から当初は起訴後の保釈が却下され、スマホ内の盗撮データから別件盗撮容疑で、建造物侵入・迷惑防止条例違反と、児童ポルノ製造の2件につき、再逮捕勾留にも至りました。依頼者としては侵入目的、常習性・余罪について頑強に否認するというものではなく、真実を打ち明けると捜査機関や家族から追及されてしまうのが心理的に怖いというもので、証拠隠滅を企てる意図はありませんでした。そこで、弁護人は罪証隠滅防止を理由とする身柄拘束が不当であると考え、早期身柄釈放のため、依頼者とも相談しながら勾留理由開示公判を請求して、依頼者は常習性、余罪、侵入動機等に関して勾留理由開示公判にて自白し釈放後両親の監督に従う旨供述しました。その結果、再度の保釈請求が許可されるに至りました。保釈後は、判明している被害者との間で示談が成立し、判明していない被害者に対しては贖罪寄付を進めて責任を果たそうとしてまいりました。また、本件の背景に常習化した盗撮行為があったため、専門機関での通院をとおして不合理な認知の解消に図り、裁判所も犯行後の情状を考慮して執行猶予付きの判決を獲得することができました。

住居侵入事件で示談成立のうえ不起訴を獲得
粘り強い示談交渉で不起訴を獲得しました。依頼者が、バーで知り合った被害者の家について行き、被害者の家の中に入ったという住居侵入の事案です。逮捕直後に家族から依頼を受け、勾留を争ったものの、被害者の家を知っているということで厳しい判断となり、勾留されてしまいました。依頼者は当初、被害者の家の中に入ることについて同意があったと主張していましたが、被害者自らが110番通報して現行犯逮捕されていたことから、状況的に同意主張が認められるのは難しいと判断し、認めを前提に被害者との迅速な示談を目指しました。弁護士は検察官を通して被害者の連絡先を入手してすぐに、示談交渉を行いました。被害者の被害感情は強く、示談交渉に時間を要していましたが、検察官に逐一示談交渉の様子を報告していたところ、示談成立前にもかかわらず、勾留期間が延長されずに10日満期で一旦処分保留釈放となりました。依頼者の釈放後も、不起訴処分を目指して粘り強い示談交渉を行ったところ、示談が成立し、最終的には不起訴処分となりました。仕事が公務員であったため、逮捕・勾留により失職することを恐れていました。職場に対しては、弁護士から現状を可能な範囲で説明し、刑事手続の流れや釈放時期の目途を随時伝えていました。最終的に不起訴処分となったこともあり、不起訴処分告知書を職場に提出することで、失職を免れることができました。

複数回の住居侵入と盗撮事件で執行猶予を獲得
被害者の女性宅に複数回侵入し(住居侵入)、浴室内にスマートフォンを設置・盗撮をした事例をご紹介します。一部無罪を主張した弁護活動を行い、結果として、執行猶予を獲得しました。今回の事件では、侵入日時について真実と反する自白がなされており、被害者が外出するであろう出勤時間と侵入時間が重なる日付があったため、侵入日時の特定根拠に疑義があるとして、一部無罪主張で弁護活動を行いました。検察官意見では、写真撮影以外にスマートフォン内に写真が保存された形跡がないこと、被害者の出勤時間と侵入日時は重なるものの、移動時間等を踏まえると不自然ではないことなどを理由に無罪主張を排斥されました。しかし、被害者との示談が成立していることや、今後性依存障害の治療にあたることなどの情状が評価され、執行猶予付き判決に至りました。

職場での住居侵入・窃盗事件で不起訴を獲得
勤務時間外に勤務先の金庫に保管されていた第三者の所持品を窃取し、被害届が勤務先と所持品の持ち主双方から出ていた窃盗・建造物侵入事案でした。結果として、不起訴処分を獲得し、勤務先での懲戒解雇を回避しました。本件は、勤務先が被害確認後に行った複数回のヒアリングにて依頼者は犯行を否認していたものの、警察での任意取調べにおいて認めに転じたという状況で受任しました。受任後も最後まで逮捕回避に努め、上記の経緯から勤務先の処罰感情はかなり強いものとなってしまっていることが予想されたため、依頼者とともに直に謝罪し、懲戒免職も覚悟のうえである旨述べました。被害品の持ち主に勤務先がすでに被害弁償を行っていたため、精算の申出をし、弁済しました。他方、被害品の持ち主にも、迷惑料の支払いを提案しましたが、被害弁償は既に勤務先よりなされていたので、謝絶されました。持ち主への連絡にあたっては、負担にならないように懇切さを追求しつつも簡潔なやり取りを心掛けて臨み、結果、お詫びのお手紙を受領いただきました。結果、勤務先とは自主退職を条件に刑事処罰を求めないという示談が成立しました。持ち主の方とはいわゆる示談は成らなかったものの、持ち主への謝罪のお手紙の送付の事実と勤務先が持ち主の方に立替払いをしていた被害金額を依頼者が勤務先に弁済した事実が考慮され、刑事事件としても不起訴処分を獲得することができました。

ご依頼の流れ
豊富なキャリアと実績に裏打ちされた今後の見通しを助言。無料電話相談のほか、ZOOM、Meet、Teamsなどオンライン相談にも対応しています。
【器物破損事件】無料電話・メール相談のみで解決することも
正式な依頼をする必要はありませんので、お気軽にご相談ください。実際に8割以上のご相談者様が無料相談のみを利用しています。無料相談だからといって、正式依頼を迫ることは一切ありません。また、悩みを打ち明けるだけで気持ちが楽になることも多いです。全力でサポートいたしますので、心の重荷を軽くするためにも、まずは無料電話・メール相談をご検討ください。※ご相談の受付対応地域は関東近郊(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)、愛知県、岐阜県、三重県、静岡県、大阪府、兵庫県、奈良県、滋賀県、京都府、和歌山県です。控訴案件は全国対応しております。
【緊急・お急ぎの方へ】接見(面会)先行サービスについて
ご家族が逮捕されて様子が分からない、一刻も早く状況を知りたいご依頼者様向けに「接見(面会)先行サービス」を提供しています。逮捕後、接見できるのは弁護士だけです。また、どの弁護士に依頼すればよいか分からないお悩みに対しても、接見先行サービスをぜひご利用ください。刑事弁護士のスピードと働きぶりを見た上で、正式依頼をご検討いただけます。実際に弁護士が急行するため費用を「55,000円(税込)」いただいております。大切な初動の72時間を有効にご活用ください。
参考 - 初動の72時間、刑事事件の流れとは
刑事事件のよくあるご質問
職場や学校に知られず解決できるの?
詳しく見る事件のことが職場や学校などに知られてしまうのは、大きく分けて①本人の身体拘束が続き、無断欠勤を避けるために家族が連絡せざるを得なくなる②警察が連絡する③報道により知られてしまう、の3つがあります。①について、逮捕されて身体拘束されると、職場に出勤できず、本人が職場に電話することもできないという状態になり、事実を伝えざるを得ない状況に追い込まれることがあります。②全ての事件において警察が職場に連絡するわけではありませんが、捜査上職場から聴取する事項がある場合などは、職場に連絡することもあります。なお、少年事件の場合には、警察と学校が連絡協定を結んでいることがあり、その場合には自動的に学校に連絡がいきます。①②③いずれについても、弁護士が活動して本人が釈放されたり、適切な対応をすることによって、職場や学校に知られずに解決できるケースが多くあります。ご不安な場合は、早い段階で弁護士にご相談ください。
私選弁護人と国選弁護人の違いとは?
詳しく見る国選弁護人と私選弁護人の違いは、費用負担と選任方法にあります。国選弁護人はお金がない等の理由で自分で弁護士がつけられない人に対して、国が国費で費用を負担し、弁護士をつける制度です。資力が50万円に満たない人は誰でも、国選弁護人を選任してもらうことができます。国選弁護人の費用は、ほとんどの場合、国の負担となり、自分で支払う必要はありません。ただし、国選弁護人の場合、被疑者・被告人が自分で弁護人を選ぶことはできません。各弁護士会には、国選弁護人として選任されることを希望する弁護士のリストがあり、その中からランダムで選ばれます。私選弁護人は、自分で弁護士を雇うことを指します。弁護士に払う費用が発生しますが、自分で弁護士を選ぶことが出来るので、刑事事件の経験が豊富な弁護士、自分の事件の分野に精通している弁護士、相性の合う弁護士を選んで弁護人とすることが出来ます。
逮捕された身内に面会や差し入れができるの?
詳しく見る逮捕された場合、通常は逮捕を行った警察署に連行され、警察署内の「留置場」に収容されます。留置場に持ち込める物品には厳しい制限があり、携帯電話やパソコンなどの電子機器は一切持ち込めません。一定の条件のもと、面会は可能ですが、逮捕されて数日間は平日であっても面会を認めない警察署が多くなっており、面会が可能になっても、平日の日中に限られ、15分程度しか面会をすることはできません。また、共犯者がいるなど一定の事件については、「接見等禁止決定」が裁判所から出されることがあり、この場合は、弁護士以外との面会はできなくなります。差入れは、現金や本、雑誌、眼鏡、衣類などが可能ですが、衣類は紐や金具が付いているものは禁止など制限があります。なお、弁護士は24時間365日面会・差し入れが可能なので、夜間や休日にも時間制限なく面会することができます。
事件を起こしたら必ず前科がつくの?
詳しく見る前科は、裁判所から有罪判決を受けることです。事件を起こし、警察による捜査が始まったとしても、それだけで前科がつくわけではありません。事件を起こしてしまった後であっても、弁護士をつけて被害者との間で示談を成立させるなどの活動をすることによって、事件が裁判所にいかずに終了する(不起訴処分)こととなれば、前科はつきません。なお、20歳未満の場合は家庭裁判所で保護処分を受けますが、これは前科ではなく前歴となります。前科がつくと、捜査機関に記録が残り、将来の犯罪時に不利になる可能性があります。また、国家公務員や医師などの職業に就く際、前科が影響を与える場合があります。
逮捕されたらいつ出てこられるの?
詳しく見る逮捕された場合、基本的にその翌日または翌々日までは釈放されません。逮捕の効力は原則として72時間であり、それ以上身体拘束を継続する場合には、勾留という手続がとられることになります。通常であれば、逮捕された翌日~3日後の間に、勾留となり身体拘束が継続するか、勾留されずに釈放されるかが決まります。弁護人を選任すれば、検察官や裁判官に対し、勾留の回避や釈放を求めることが可能です。勾留が決定すると最大23日間拘束され、日常生活に大きな影響が出ますが、弁護士が被疑者に有利な事情や証拠を主張し、罪証隠滅や逃亡のおそれがないことを示すことで、勾留を防ぐ可能性が高まります。なお、逮捕がされておらず、今後逮捕の可能性があるケースにおいては、弁護士が逮捕を防ぐための活動を行います。
実名報道されてしまうのか?
詳しく見る事件が発生した場合、警察署が報道機関に事件の情報を提供するということが行われています。そして、報道機関はその中から報道の対象とするものを選んで報道します。報道されるかどうかは様々な要素を加味して決定されますが、有名企業の会社員や有名大学の学生、公務員など、世間の関心が集まる立場にいる方については報道されやすい傾向にあります。また、報道されやすいタイミングは逮捕時や起訴されたときです。そのため、逮捕や起訴をされないようにすることが最も効果的な対策となります。また、逮捕・起訴された事件であっても、弁護士において実名報道を回避するための活動を行う場合もあります。
弁護士紹介

中村 勉Tsutomu Nakamura
北海道函館市出身で、中央大学法学部とコロンビア大学ロースクールLLMを修了しました。これまでに無罪判決を6件(完全無罪4件)獲得し、控訴事件でも原判決破棄や逆転執行猶予判決を多数勝ち取った実績があります。また、著名な国際刑事事件に関わるキャリアを持ち、刑事事件に注力して活動しています。

小島 千早Chihaya Kojima
ニューヨーク大学ロースクール卒業後、Morrison & Foersterのニューヨークオフィスで勤務し、日本企業の米国進出に関する法律問題に対応。現在は外国法事務弁護士として、米国に事業を展開する企業や個人に対し、雇用や規則制定、独占禁止法、海外腐敗行為防止法などに関するアドバイスを提供。最新の米国法や判例情報も提供しています。

川瀬 雅彦Masahiko Kawase
こんにちは、弁護士の川瀬雅彦です。私は長年検事として、法と証拠に基づき刑事事件の真相解明や適正な量刑の確保に努めてきました。今後は、検事時代の経験を活かし、弁護士として依頼者と同じ目線に立ち、社会正義の実現と人権保障に取り組んでいきます。

柏本 英生Hideo Kashimoto
このページをご覧の方の中には、人生で一度あるかないかの困難な状況にいる方も多いでしょう。不安な気持ちをお持ちかと思いますが、まずはその不安を取り除くお手伝いをさせてください。弁護士は医者と似ており、不安な依頼者の気持ちを理解し、誠実に質問に答え、説明することを心がけています。その上で最良の弁護活動を行いますので、まずはご相談ください。弁護士は依頼者の絶対的な味方です。

坂本 一誠Issei Sakamoto
私は100件以上の刑事事件を担当し、日常的な事件から重大事件まで幅広い経験を積んできました。近年は無罪判決や控訴審での逆転執行猶予を獲得するなど、重大事件を多く手掛けています。突然の逮捕や警察からの連絡で生活が一変する不安を理解し、日常を取り戻すために全力でサポートします。今、不安を感じている方はぜひ私たち弁護士にご相談ください。最善の結果を目指します。

山口 亮輔Ryosuke Yamaguchi
千葉事務所長の山口亮輔と申します。首都圏の刑事・民事事件、少年事件に加え、子ども担当弁護士や障がい者支援、依存症者の生活環境調整活動に取り組んでいます。事件化や逮捕を避けるために、自首や示談交渉を行うなどの対応をしています。早期に弁護士に相談することで、逮捕回避や不起訴処分の可能性が高まります。経験豊富な弁護士にご相談ください。
アクセス
中村国際刑事法律事務所は全拠点、最寄り駅より徒歩5分圏内。東京、千葉、大阪、愛知のほか、控訴・上告事案は全国対応。
弁護士費用
初回電話・メール法律相談 |
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無料詳細なご相談、ご来所相談、オンライン相談は、5,500円~/30分程度 |
緊急接見(面会)先行サービス | 自首・出頭同行サービス |
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55,000円~ | 220,000円~ |
弁護活動にかかる費用 - 逮捕、勾留されていない場合
着手金 | 報酬金 |
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550,000円~ | 不起訴獲得550,000円~ |
弁護活動にかかる費用 - 逮捕、勾留されている事件
着手金 | 報酬金 |
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550,000円~ | 不起訴獲得550,000円~ |
身柄解放成功110,000円~ | |
接見禁止解除成功55,000円~ |
事務所情報
事務所名 | 弁護士法人中村国際刑事法律事務所 (英名: Nakamura International Criminal Defense LPC) |
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所在地(本店) | 東京都千代田区神田三崎町2-17-2 日宝水道橋ビル 3階 |
設立 | 2009年9月 |
電話番号 | 0120-971-195 |
所属弁護士(所属弁護士会) | 中村 勉(大阪弁護士会) 小島 千早(外国法事務弁護士) 川瀬 雅彦(愛知県弁護士会) 柏本 英生(東京弁護士会) 坂本 一誠(東京弁護士会) 山口 亮輔(千葉県弁護士会) |
代表者 | 中村 勉(大阪弁護士会) |
営業日 | 平日 0:00 ~ 0:00, 土日祝 0:00 ~ 0:00 ※24時間土日夜間ご相談受付 |
主な対応エリア | 関東, 関西, 中部 ※控訴・上告は全国 |
主な取扱い分野 | 刑事事件 (性犯罪、薬物、暴力事件、窃盗・万引き・詐欺、財産・経済事件、交通事故、国際的・特殊な刑事事件 等) |
本店/支店情報 | 東京事務所(本店)東京都千代田区神田三崎町2-17-2 日宝水道橋ビル 3階 千葉事務所千葉県千葉市中央区中央4-10-16 第22CIビル 102 大阪事務所大阪府大阪市北区西天満3-6-22 日宝北大阪屋ビル 306 名古屋事務所愛知県名古屋市東区泉1丁目1-31 吉泉ビル |