公訴時効完成直前の旧強姦罪で無罪判決
事件概要
当時の内妻の連れ子に対し,強いて姦淫したとして,公訴時効の完成直前に旧強姦罪で逮捕・勾留され,起訴された事案。
なお,依頼者は一貫して無実を主張していた。
弁護方針
検察官に対する粘り強い証拠開示請求と弁護人による独自の証拠収集により,弁護側の主張を支える証拠を獲得することができた。
不利な証拠についても合理的な説明を試みる強固な主張を構築し,この主張に沿って被害者や被害者の治療を担当していた精神科医,被害者の家族らの証人尋問に臨んだ。
結果
的確な証人尋問で弁護側の主張に必要な事実を獲得し,最終弁論では説得的なプレゼンテーションを行った結果,無罪判決を獲得することができた。