事件の概要
被疑者が,泥酔状態でタクシーに乗った後,タクシーの運転手に対して暴行を加え,運賃を支払わずにタクシーを降りたという強盗事件。
被疑者は,日本人の妻と日本で居住しており,今後も継続して日本で勤務,生活することを望んでいた。
弁護方針
単なる暴行ではなく強盗罪として送致されたため,勾留は不可避であった。そこで,早期に示談を成立させ,身柄を解放させる必要があった。
結果
勾留期間中に,タクシーの運転手及びタクシー会社と示談を成立させ,早期の被疑者の身柄の解放,不起訴処分獲得に成功した。