
迅速な示談対応で示談成立し不起訴処分を獲得
事案概要
依頼者がパパ活アプリで女性と知り合い、ラブホテル内客室内で女性の裸体を盗撮した性的姿態等撮影被疑事件です。依頼者は女性から追及された際に客室から逃亡しました。
後日警察署によって、家宅捜索が入り、家族と職場にも知られてしまうことになりました。
弁護活動のポイント
依頼者は、円満に解決したい意向を示していましたが、事件を認めることの恐怖から被害者から追及を受けた際に逃亡したり、警察署での任意の取調べでも否認していたため、このまま進めば示談交渉が難航したり、厳しい刑事処分がなされることが予想されました。
依頼者と相談の上、円満に解決するために被害者に真摯に謝罪することと、警察署での取り調べにおいて不合理な否認態度を改めて真摯に対応する方針を定めて受任しました。
弁護士から警察官に連絡し、被害者の連絡先を入手しました。被害者に対して現在の依頼者の反省状況を真摯に伝えて謝罪の意思を伝え、被害感情の緩和を目指しました。
弁護活動の結果
被害者と面談して、依頼者の現在の反省状況と事件関係の記録を完全に抹消することを約束しました。受任の約10日後には、示談が成立し、被害者からお許しをいただくことができました。
依頼者には過去の余罪もあったため、検察庁に送致されたものの最終的には、不起訴処分を獲得することができました。