
余罪の略式公判請求が検討されたものの不起訴処分を獲得
事案概要
依頼者が商業施設の店舗内で、女性のスカート内を盗撮し、店員に現行犯逮捕された性的姿態等撮影被疑事件です。逮捕、勾留されていたため、ご家族からのご依頼で受任しました。
弁護活動のポイント
依頼者は成人後、仕事が長続きせず、いわゆる引きこもり生活を送っていました。
その中で、数年前から数百件の盗撮行為を繰り返し、ハードディスク内に数百件の盗撮動画を保存していたため、示談が成立したとしても起訴の可能性が高く、公判請求となる可能性が大いにありました。
そのため、被害者との示談交渉や、依頼者の環境改善をすることが重要でした。
弁護活動の結果
現行犯逮捕された本件の被害者から宥恕いただき示談が成立しました。しかし、余罪件数の多さから、勾留は取り消されることなく、処分保留で釈放されました。
釈放後、引きこもり生活改善のために家族において行政機関に相談しながら社会復帰支援を受けることになりました。
その後、余罪について追送致を受けることとなり、検察官は略式公判を検討していたものの、引きこもり生活が改善されていること、家族の支援があること、依頼者本人の更生意欲などが評価され、余罪を含めた全てについて、不起訴処分を獲得いたしました。