環境調整も行い不起訴処分を獲得
依頼者が、通りがかった小学生に対し、陰部を露出し声をかけたという条例違反の事案です。
依頼者は犯行後、通報により臨場した警察官に職務質問され、そのまま逮捕されました。
受任後、弁護士による身柄解放活動により釈放され、弁護士と依頼者は反省を深めるための会議を行ったり、カウンセリングに通ったりするなどの活動を行いました。
さらに、依頼者の勤める会社が、本件事件を把握したうえで依頼者の雇用を継続し、会社としても監督することを約束していただいているという事情もあり、依頼者を取り巻く環境調整も行いました。
そして、被害者やそのご家族との間で、示談のための話し合いを重ねました。
弁護士は話し合いの中で、依頼者がカウンセリングに通うこと、依頼者の家族が今後も依頼者を支えようとしており監督の意志が固いこと等を伝え、示談が成立しました。
結果として不起訴処分を獲得することができました。