環境調整を進めて主張し不起訴処分を獲得
事案概要
過去に万引きの微罪処分歴のある男性が、県外の出張先のコンビニでお菓子を万引きした窃盗の事案です。
弁護活動のポイント
既に検察庁での取り調べを終えた段階でのご相談でした。
過去に同種前歴があり、同居の家族も事件を把握していませんでした。そのため、検察官は再犯防止のおそれを理由に、起訴処分も視野に入れている様子でした。
弁護活動のポイントとして、万引きに至った環境的要因、心理的要因を分析し、依頼者の環境調整を行うとともに、反省の意思や家族の監督状況を主張することで不起訴処分を目指しました。
弁護活動の結果
万引きに至った原因を依頼者自身で究明し、カウンセリングを受診するなど対処していること、家族の協力も得て反省を深めていることなどを主張した弁護人からの意見書が認められ、不起訴処分を獲得しました。
