否認事件でも粘り強い示談交渉で示談成立し、不起訴処分を獲得
事案概要
ホテルの客室において、当時13歳以上16歳未満の被害者に対し、対価を供与して性交した事案です。
弁護活動のポイント
被疑者は逮捕当初から、本件についての記憶があまりなく、被害者が18歳未満と知っていれば性交等はしていないはずである旨述べて否認していたため、その供述の真偽を見極める必要がありました。また、被害者が厳しい処罰感情を抱いていることが想定されるため、示談交渉が難航することが予想されました。
弁護活動の結果
被疑者供述が必ずしも虚偽として排斥できない旨の意見書を検察官に提出するとともに、それと並行して、被害者との示談交渉を粘り強く進めた結果、勾留満期直前に示談成立となり、不起訴処分を獲得することができました。
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