示談や被害弁償を進め新証拠請求し減軽を獲得
事案概要
複数名で役割分担し、複数の住宅に、強盗・窃盗に入り、そのうち1名の被害者にケガを負わせた住居侵入、窃盗、強盗、強盗致傷の事案でした。
1審は別の弁護人が担当しており、懲役10年という長期の実刑判決となっており、控訴審から当事務所に依頼がありました。
弁護活動のポイント
1審では被害弁償や示談があまり進んでいなかったため、被害者に対して被害弁償を進めることを尽力しました。
また、1審では、依頼人が上位者から脅されて仕方なく犯行に加担していた点が適切に考慮されていなかったため、その点を改めて訴えることに注力しました。
弁護活動の結果
一部の被害者には被害弁償を受領してもらい、受領を拒否された被害者に対しては供託を進めました。
また、依頼人が上位者から金を脅し取られていた状況を立証するために新たな証拠を事実取調べ請求するなどしました。
その結果、1年の減軽を獲得することができました。
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