不起訴処分の重要性を弁護士が解説|刑事事件の中村国際刑事法律事務所

不起訴処分の重要性を弁護士が解説 不起訴処分の重要性を弁護士が解説

「不起訴に強い弁護士」とは対検察官交渉能力のある弁護士を言います

 不起訴というのは,検察官が「罪に問わない」,「お咎めなし」とすることで,要するに,「今回は勘弁してあげる」ということです。ですから犯罪を行ったにもかかわらず,「前科」はつきません。何という寛大な処分でしょう!
 この制度は欧米にはない日本の特筆すべき法執行制度です。逆を言えば,それだけ検事に強大な処分権限が与えられているということです。検事が,警察の圧力を跳ね返し,裁判官の関与も無くして独自に判断するものです。したがって,ここで重要なことは,検事があなたの事件についてどのように考え,どのような捜査プロセスの中で,どのような証拠評価によって「不起訴」に至るのか,その検事マインドを知ることです。
 一方で,もし「不起訴」ではなく,「起訴」された場合には99.9%が有罪判決となり,前科がつき,刑務所に行くこともあります。起訴されれば,もはや検事が単独には処分を決めることができず,単に有罪を証明し,刑をリクエストする(求刑)存在にすぎません。主人公は検事から裁判官に移るのです。
 皆さんももうお分かりだと思います。検事が単独で判断できる捜査段階こそ,検事に対する説得や交渉だけで「不起訴」を勝ち取るという,皆さんにとって最善の結果を獲得する可能性があるのです。もちろん,簡単なことではありません。被害者に対する被害回復措置は必須ですし,前科や前歴がないことも重要な要素です。
 ただ,示談が不成立であっても,また,前科や前歴があったとしても不起訴を獲得する可能性はあります。(代表弁護士・中村勉)

当事務所の不起訴実績

 当事務所では,2009年(平成21年)1月から2022年(令和4年)7月までの13年間の統計を見ると,1117件もの「不起訴」の獲得実績があります。年間100件弱の「不起訴」実績です。これは他の新興事務所ではあまり例を見ません。
 なぜ,これだけの不起訴の実績を獲得することができたのかというと,検察官を擁する刑事に強い事務所であり,検事マインドを知り尽くしているというのがその理由の一つです。
 当事務所に所属する元検事の弁護士は,検事が事件について何を考えているのか手に取るように分かります。検事の任官経験のない若手弁護士も,誰もが当事務所の上司である元検事弁護士から徹底した指導と訓練を受け,「検事マインド」を叩きこまれていますので,検事が何を考え,どのような証拠を重視するか,どのような捜査プロセスを経るか,どのように上席検事に報告して処分を意見具申するか,取調べのポイントは何かなどを体得しています。

 ここに,不起訴処分となった事例とご依頼者様からの感謝の声を一部ご紹介いたします。ご相談は無料ですので,お気軽にお問い合わせください。

当事務所の元検事弁護士のプロフィール(検事経歴)

中村 勉

 第46期司法修習を修了した後,検事に任官。東京地検刑事部及び公判部で新任検事として検察実務の基本を身に着け,橋梁談合に絡む企業恐喝事件等の捜査チームに加わり経験を積む。
 浦和地検(現さいたま地検)熊谷支部では,殺人事件,強盗強姦事件等の重大事件の主任検事として捜査を指揮し,産廃不法投棄事件では不動産侵奪罪を適用して起訴して刑事判例を塗り替える業績を残す。
 その後,大阪地検刑事部及び公判部においても,土地不法占拠事件において不動産侵奪罪を適用して起訴し,大手ファイナンス会社による巨額詐欺事件の公判立会を担当。
 名古屋地検刑事部では,偽装結婚保険金殺人事件において,間接正犯理論に基づき殺人未遂罪を適用して起訴し,3歳児餓死殺人事件において,保護責任者遺棄致死ではなく,殺人罪を適用して起訴。また名古屋刑務所の受刑者リスト漏えい事件では,主任検事として独自捜査によって犯人を逮捕・起訴し有罪に持ち込んだほか,航空機事故事件の捜査に専従し,同事件に関し米国司法省と国際捜査共助捜査に関して協議するなど国際捜査の経験も積む。
 このほか,名古屋地検時代に人事院在外研究制度により,英国に派遣され,英国刑事司法制度の研究に従事。2002年に検事を退官し,弁護士登録。

岩崎 哲也

 1989年,第41期司法修習を修了し,検事に任官。東京地検新任検事を振り出しに,以後13年間,旭川地検,長野地検,東京地検公判部,仙台地検刑事部,横浜地検刑事部の検事を歴任し,捜査公判実務全般,つまり,暴力,麻薬,外事,少年,風紀,財政経済等様々な事件の捜査・公判に携わり,仙台地検時代には,東京地検特捜部に応援検事として派遣され,重大経済事件の捜査にも従事。2002年に検事を退官し,弁護士登録。

川瀬 雅彦

 司法修習後,1994年に検事に任官。その後,東京地検検事を振り出しに,長崎地検,横浜地検,東京地検,大阪地検,名古屋地検,東京高検等で検事を歴任し,様々な刑事事件の捜査及び公判に携わる。
 検事時代に担当した事件は,殺人・強盗殺人等といった凶悪重大な殺傷事件のほか,脱税,詐欺・背任・横領等といった財政経済事件,公職選挙法違反,贈収賄事件,麻薬密輸事件,医療過誤事件等,多種多様な刑事事件を担当。東京高検を最後に,2020年に検事を退官し,弁護士登録。

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