京王線刺傷事件|被疑者にはどのような罪が成立するのか弁護士が解説|刑事事件の中村国際刑事法律事務所

京王線刺傷事件|被疑者にはどのような罪が成立するのか弁護士が解説

刑事弁護コラム 京王線刺傷事件|被疑者にはどのような罪が成立するのか弁護士が解説

京王線刺傷事件|被疑者にはどのような罪が成立するのか弁護士が解説

 令和3年10月31日の夜,東京都調布市の国領駅を走行中の京王線車両内において,乗客17人が刺傷されるなどしたとされる痛ましい事件が発生しました。
 報道によれば,被疑者の男性は,調布駅で京王線の特急電車に乗車した直後,70代男性の右胸を約30センチメートルの刃物で刺し,6両目に移動して床やシートにライターオイルとみられる液体を撒いて放火したとのことで,上記の男性の他にも,男女16人が軽傷を負ったとされています。

 被疑者は,男性を刃物で刺して殺害しようとしたという殺人未遂罪(刑法199条,203条)の容疑で逮捕されました。このほか,被疑者に対しては,他の乗客に対する殺人未遂罪のほか,暴行罪(刑法208条)や傷害罪(刑法204条)が成立する可能性があります。

 電車から出火したとの情報もありますので,乗客のいる電車に放火して電車を焼損させたことを理由として,現住建造物等放火罪(刑法108条)が成立する可能性が高いです。この放火行為については,鉄道を損壊して鉄道の往来の危険が生じる恐れのある状態にしたとして,往来危険罪(刑法125条1項)が成立する可能性もあります。
 また,人を刺す目的で約30センチメートルの刃物を持ち歩いていたことについては,銃刀法違反の罪が成立します。

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