名誉棄損事件で勾留請求却下決定
事件概要
インターネットを通じての名誉棄損の事案で,逮捕の数カ月前に家宅捜索が行われ,在宅で捜査が進んでいたにもかかわらず,突然逮捕された事案。在宅捜査中に当事務所がすでに相談を受け,受任していたため,逮捕当日に接見し,勾留回避のための活動を開始。
弁護方針
まず,本人との接見はもちろん,家族とも連絡をとって面談し,誓約書や身元引受書等,意見書添付のための書類を迅速に収集した。その上で,検察官に対して意見書を提出し,勾留請求自体を回避してもらうよう試みた。勾留請求後は,裁判官にも意見書を提出し,裁判官との電話面談も申し込んだ。そして,裁判官に対し,口頭で意見書の補足を行い,また,直接説得を試みた。
結果
裁判官による勾留請求却下決定を獲得。
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