事件の概要
被告人が勤務していた調剤会社の薬局にて、ほぼ毎日、患者データが改ざんされ、現金被害が発生していたことから、会社が告訴。警察が消去法で職員の中から被告人を犯人と導き出し、逮捕した。被告人は当初より一貫して否認していた。
弁護方針
毎日接見をし、被告人を励まして、否認を貫いた。また、公判前整理の上申をして、莫大な証拠を開示させた。さらに、被告人以外の従業員が示し合せて不正を隠している可能性が浮上したため、反対尋問の中で、全員に対してその証言を弾劾した。
結果
反対尋問が功を奏し、無罪判決を獲得。
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