難航中の示談交渉も粘り強く的確な交渉により軟化し、示談成立
事案概要
整骨院経営の依頼者が、施術中に患者の胸や陰部等を触るなどのわいせつ行為をした事案です。
弁護活動のポイント
被害者は性加害行為後の加害者側の対応に不満を示しており、被害届を提出して刑事事件化することを悩んでおり、受任時点では示談交渉が難航していました。依頼者から依頼を受けて、被害者に寄り添った示談内容、示談金額、誓約条項の調整、謝罪表明をすべく、施術中のわいせつ事件について、民事の裁判例や慰謝料の傾向を依頼者に示しつつ、示談金額を調整しました。
弁護活動の結果
双方納得の示談金額を提示し、被害者も前向きに検討していただくことができ、示談が成立しました。また、示談金額を提案する際に、慰謝料、施術代等の内訳、施術回数、施術中に加害行為に及んだ回数などを依頼者自身に算出してもらったことで、被害者にも誠意が伝わったものであると思われます。
#ハッシュタグ