粘り強い弁護人の交渉により示談成立し、罰金予定から一転、不起訴を獲得
SNSアプリを通じて未成年に接触をし、下着の写真を送らせた事案です。依頼者は本件以外にも複数の未成年から写真を送ってもらっていたところ、本件について警察から連絡があったことをきっかけに、更生のために今後のことを弁護士と共に考えたいとの依頼者本人の思いを受け、受任しました。
受任後、弁護士からすぐに示談の申し入れを行いました。被害者家族は、当初は示談に応じるか悩んでいる様子でしたが、弁護士の粘り強い対応により、示談を成立させることができました。
依頼者には、自分の行った行為を振り返りカウンセリングへ通うことを検討してもらったり、謝罪文作成を行ったり、家族との間で再犯防止策の話し合いを行ったりするなど、様々な活動に取り組んでいただきました。
弁護士から検察官に連絡を取ったところ、本件に至るまでの事情及び他の事案の存在を踏まえ、当初は罰金予定で進めているとのことでした。このため、弁護士から依頼者の反省や示談状況の進捗を丁寧に検察官に伝えたところ、罰金にするつもりでの呼び出しが行われていたが、予定を変更し、依頼者の反省の程度を検察官が直接聞いてから処分を考えると言っていただくことができました。
その後、無事に示談が成立し、改めて依頼者の反省や再犯防止のための取り組みを適切に伝えたところ、不起訴処分を獲得しました。