被疑者の誓約書を作成し警察に提出したことで被害届が受理されず不立件に|刑事事件の中村国際刑事法律事務所

解決実績 解決実績

事件の概要

 大学教員として勤務していた被疑者が,ハロウィンパーティーの二次会として行われたカラオケに生徒である女子学生とともに参加し,当該女子学生をカラオケルームで姦淫したという事案。被疑者は同意があったとして,強制性交等(旧 強姦)の事実を否認していた。被害者が,大学に被害を申告したために事件が発覚。警察に被害届が提出する前段階で受任した。
 被疑者は日本で単身居住していた。

弁護方針

 生徒と不適切な関係を持ったということで大学からの処分は不可避であった。大学から,被害者が警察署に相談済であるという事実を確認できたため,弁選提出を口実に,所轄の担当警察官に接触した。担当警察官には,被告人の弁解を,弁護人を通じて伝えた。また,被告人名義の誓約書を作成し,逃亡及び罪証隠滅のおそれがないことについて,被疑者の誓約書を作成させ,所轄の警察署の署長あてに提出した。

結果

 結果,警察署が被害届を受理しなかったため,刑事事件として立件されることなく終結した。

Pocket

公開日: 更新日:

「刑事事件」に関する取扱い分野

「刑事事件」事案の経験豊富な弁護士はこちら

弁護士 坂本 一誠

ご挨拶  私は,これまで100件以上の刑事事件に携わり,痴漢や盗撮,万引きといった皆様の日常で発生することのある事件,組織的な特殊詐欺事件,強盗致傷 ...

オブカウンセル 上野 達夫

 弁護士上野達夫は東京大学経済学部を卒業し,司法修習修了後,大手の総合法律事務所を経て,ニューヨーク大学ロースクールに留学し,ニューヨーク州の司法試験 ...

パートナー 川瀬 雅彦

ご挨拶  こんにちは。弁護士の川瀬雅彦と申します。ホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。  私は,下記に述べますように長年検事の仕事 ...

「刑事事件」に関する刑事事件Q&A

「刑事事件」に関する刑事弁護コラム

「刑事事件」に関するご依頼者様の「感謝の声」

「刑事事件」に関する解決実績