飲食店での傷害事件で示談が成立し,不起訴を獲得
依頼者が飲食店にて居合わせた2名と言い争いのすえ,手が出てしまい眉間に全治1週間程度のけがを負わせた傷害事件です。
受任後,弁護士は検察官に対して,示談の取次を依頼しました。検察官からは1か月以内に終結していただきたい旨の意見がありました。
弁護士は被害者に対して日程調整の上,示談交渉に臨み,依頼者が本件に至った経緯や言い分を伝えつつも,暴力に走ってしまったことを真摯に向き合っていることなどを伝えました。
被害者からは,依頼者の人となりなどを知り,報復などの再度の接触がないことを担保できるのであれば,示談に応じる意向を示したため,誓約事項などを設け,示談が円満に成立しました。
検察官から打診された期限内にて事件終結に至り,不起訴処分となりました。