被害者が言っている被害金額と私が思う被害金額にずれがあります。どうすればよいですか。|刑事事件の中村国際刑事法律事務所

被害者が言っている被害金額と私が思う被害金額にずれがあります。どうすればよいですか。

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被害者が言っている被害金額と私が思う被害金額にずれがあります。どうすればよいですか。

 勤務先で横領が発覚した場合,まず会社から事情を聴取されるなどの調査を受け,被害金額が提示されることありますが,この数字は,帳簿上の使途不明金など横領が疑われる支出をピックアップしたものに過ぎない可能性があり,その全額が横領した記憶のある金額より多いケースも少なくありません。
 確かに,被害者主張の金額を認めないと刑事告訴を受けるのではないかなどの心配があり,横領の犯人である当人が,被害者の当人である会社との間で,冷静かつ客観的な根拠等に基づく交渉をするのは相当困難です。
 早急に弁護士に相談し,会社への示談交渉等の依頼するのがよいでしょう。

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