盗撮ハンターとはなんですか。
盗撮ハンターとは,盗撮行為をしている人を狙い,真実でないのに「被害女性の夫(彼氏,知り合い)である」等の虚偽や「警察に通報してやる」等の脅迫を通じて,示談金や損害賠償等の名目による金品を得ようとする者のことです。このような盗撮ハンターの実態は,声をかけた人物は被害者の知り合い等ではない場合が多く,単なる金銭目的の可能性があります。
適法な示談を行うには,書面による合意をすることで,紛争の解決に資しますが,このような場合,通常その場で示談書を交わすことはないため,,果たして本当に被害者と示談したといえるのか否かが後々争いとなってしまう可能性があります。そればかりか,あなたの個人情報を特定するため,運転免許証のコピーを要求してきたりすることも多く,その後も恐喝まがいの請求が続くことがあります。
盗撮ハンターは,「盗撮をしてしまった」という罪悪感につけこんで,このような請求をしてくるのです。
ですから,まずは,盗撮などは行わないことが最も大事ですが,相手が盗撮ハンターであった場合の対応には慎重さを要します。